外反母趾の親指、足の甲をマッサージして柔らかくしたら、ますます足幅が広がってしまった(>_<)

『外反母趾の方はアーチがないから自分で足をマッサージしてアーチを作ろう』

 

というYouTube動画をみて、そのマッサージをした方が当院に来られました。

 

『マッサージをしたら、確かにアーチができたけど、足幅が広がって、歩きづらくなって股関節が痛くなりました』

 

という事です。

 

外反母趾の方の足が硬いのは、『これ以上足幅が広がりたくないよ。』という体からの危険信号だったのです。

 

その危険信号を無視してしまったから、足は広がるようになり、ぐらぐらの足となり歩きにくくなり股関節にまで痛みが出るようになったのです。

 

外反母趾になる原因は、足幅が広がることです。

 

足幅が広がらなければ外反母趾にはなりません。

 

足幅が広がる原因は、ひざが内側に入る＝偏平足で歩くからです。

 

骨格構造的に、ひざを内側にいれると足幅が広がるようになっています。

 

多くの方はこのことを知らないから、

＊角度があるから真っすぐにすればいいとか、

＊アーチがないからインソールでアーチを作ればいいとか

＊アーチがないから足を緩めたらいいとか

＊足の指が弱いから強くすればいいとか

 

全く逆の事をして、更に足を痛めてしまっています。

 

そんなことで、ますます外反母趾の方が増えているようです。

 

こどもからご年配の方まで、男性でも外反母趾になる人が増えています。

 

当院は『ゆるかかと歩き』指導院です。

 

足に体に優しい歩き方を身に付けましょう。